Archive for the ‘ぼやき つぶやき 駄エッセイ  ’ Category

つぶやき: 勝手に決めた政府案など葬ろう という行動に関わっていたい

大報道機関!
社民党、 政権離脱か、福島氏罷免か と騒ぐが、違うでしょうが・・・。
本末転倒! アメリカとの合意文に「辺野古」があり、国内文書に無しとする・・・?これ、佐藤の密約の手法。
佐藤密約的二枚舌を、今度はマスコミ・国民の公認・公開の下やれよ、と言うのか?
このダブル・スタンダードへの見解をハッキリ書きなさい! 離脱・福島氏罷免問題は 鳩山の側の対応の結果でしかない。

「9条改憲阻止の会」ニュースより 抜粋転載 2010年5月26日 第55号

明日<5月28日(金)>、緊急の国会前座り込み行動

■    いつの間にか5月も末となってしまった。今年は鳩山首相の普天間基地移設問題野5月末決着がその焦点である。5月28日(金)にはアメリカ政府との共同声明が発表されると伝えられているからだ。共同声明はどのような言い繕いをしようとも旧自民党政権下で合意した移転先として辺野古に新基地を建設する案への回帰である。そして、沖縄の地域住民の意思を踏みにじる政府の頭越しの決定である。「国外、最低でも県外移設」を公約していた鳩山首相が、それに膏薬を貼ったり誠意大将軍のふりをして誤魔化しても誰にも信用されない代物である。                                                                こんな案を政府が勝手に決めても実現はしない

■    正直言って、鳩山首相の言動にも、便宜的に主張を変えるマスメディアの報道にも腹立たしい。「アメリカの戦争と世界戦略」に日本の外交―安全保障の軸をおいてきた、あるいはそれを容認してきた戦後の日本のありように思いがいたる。アメリカの仕掛けている戦争、つまりは現在の戦争について僕らは全霊をかけて考え抜き、それと対決し続けなければならないのだ。これはやはり容易なことではないと思える。しかし、「日米関係の見直し」「日米の対等な関係の構築へ」の国民の視線と期待はその可能性を示している。沖縄は独自の動きを内包しながらその道を先行している

■ どのような形態でもいい。今、必要なことは政府への、そして日米共同声明への異議を申し立てる行動である。国会前の座り込みはささやかなものかもしれない。だが、僕らはこの行動を僕らの可能な行動として呼び掛ける。******************************************************************************************************

現地実力(非暴力)阻止闘争と 個人・団体・宗教・政党、政権党内部の賛同者の 包囲網が、日米合意を覆すことを目指して・・・           

普天間移設。民主党案は認められない。党内はどうなっているのか?

<普天間移設>米要求に大幅譲歩 現行案と大差なく   5月23日2時31分配信 毎日新聞   
                                                                                                                                                                                                                                                                         米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を巡り、日米両政府が22日大筋意した内容は、鳩山由紀夫首相が約束した「5月末決着」期限が迫る中で、交渉を急いだ日本側が沖縄など地元自治体や連立与党との調整よりも対米合意を優先した結果、米側の要求に大幅に譲歩したものとなった。米側主導の交渉でほぼ現行案に戻る形となり、沖縄や社民党は「頭越し」の合意に反発を強めている。

政府が12日の日米実務者協議で示した原案は、環境に配慮した工法として「くい打ち桟橋(QIP)方式」の検討を明記。環境特別協定の締結交渉や、普天間の基地機能の県外移転先として鹿児島・徳之島や全国の自衛隊基地に加え、グアムなど国外も検討対象に挙げたが、米側はいずれも消極姿勢を示した。 一方、米側が強く求めた「現行計画の環境影響評価(アセスメント)の範囲内に収める」との要求は合意に盛り込まれた。代替施設完成と在沖海兵隊グアム移転の目標年限の2014年をこれ以上遅らせたくないとの意向で「日米実務者間では共通していた」(防衛省幹部)という。社民党の福島瑞穂党首は22日、毎日新聞の取材に「沖縄の同意と連立政権内の合意がないまま先に決めてしまうのは全く理解できない。沖縄の反発はより強まり、日米関係も悪化する」と批判。政府関係者は「合意はしたが、普天間の問題は何も終わっていない」と語った。                          

鳩山首相! 地元との約束・選挙公約・三党協議・閣議・党内論議 全て踏み躙るのか?                                                                 戦後体制を問うこともなく、アメリカとの同盟を全てに優先するのか?                                    自公政権の基地政策踏襲なら政権交代の意味は何だ?                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

つぶやき: ハト迷走と国民

逆説『ハト迷走の効用(?)』
  
マスコミの論調の微妙な変化に、呆れながら、その「効用」(?)に苦い想いもあります。
 鳩山民主党政権の普天間-辺野古を巡る迷走を非難しながら、
「では、どうするべきか?」には答えないマスコミの無責任ぶりは相変わらずだ。 
沖縄の声、徳之島の声を前に、何も言えないのだ(当然)。
日米同盟に斬り込むことも、安保そのもののいかがわしさに言及することもないのだ。
が、さりとて(一部を除き)「普天間閉鎖はアカン」とも「辺野古を受け容れよ」とも
「沖縄県内しかない」とも言えずにいる。
鳩山迷走と同じく、旧政権が描き推進した「絵」に戻せとは言えず迷走の中にいる。
辺野古・徳之島・他、様々に非難しながら旧「絵」ではない「答え」を提示できないジレンマを這っている。                                                                  世論も、「県内移設が当然」でも 「旧絵に戻せ」の大合唱でもない。
そこで、TV番組は
①何故、いつから、どんな事情で「沖縄に基地が集中」しているのか。
②海兵隊は抑止力か。
③在沖縄米軍が、戦後関わってきた「戦争」で何をしてきたか。
④返還時の日米密約は何か。日本(国民が納めた税金)が何故各種の負担をしなければならないのか。
⑤日米地位協定の無法性、フィリピン:クラーク空軍基地・スービック海軍基地の撤去の事実。
などを紹介し始めている
そんな中で、しばしば明記事を載せる東京新聞:4月28日付:朝刊の紙面にいいコラムがあった。
タカの強引即決」より、「ハトの優柔不断」の方がマシであり、
この迷走中に国民は、少なくとも「これまでには無かった」「考える」機会を得た、と書いている。
実際、沖縄・普天間・辺野古…こうした単語を誰もが知り・考える機会とはなったのだ。
国民が本当に「考え」始めたのならいいのだが・・・、そう期待したい。
鳩山政権が「国外」を打ち出せば、支持率が上がると見てノラリクラりとそこへ向かえばいいが・・・。
が、祖父譲りの改憲論者:鳩山の本音が、見え隠れしてヤバイく、事態はこの論者が言うほど悠長なことではない。

つぶやき: 鳩山首相を迎えた 辺野古の虹 

憲法記念日の翌日、5月4日、
鳩山首相が沖縄に出向き、
「県外・国外は無理だった」ので、
「辺野古現行案修正」+「一部県外(徳之島)」でご容赦を、と語った。
選挙前の「最低でも県外」との発言は、党公約ではなく私の個人的希望・・・とも言った。
国外をどこまで検討したのか、何が障壁か、ではどうすれば国外が可能で、                                                                                                      そのためには政府+国民は何をすべきなのか? 
そこを打ち出さない限り「最低でも県外」と語った一国の代表者の発言とは言えない。
自公政権に何を言う資格もないのは自明で盗人猛々しくとも、                                                                           彼らに「県外と言ったではないか」と迫られても、その盗人の言い分が国民には通用するだろう。
普天間閉鎖・撤去、国外移設への永い道のりのスタート位置に就く覚悟と用意を持て!
沖縄も県外もNOと言っているのだ。国外しかない! 事態はこれからだ、ここからだ。
 
「辺野古浜通信」によれば、5月4日、浜に虹が出たそうで、
(通信に添付された当日の辺野古浜画像の中程に、ハッキリと虹が写ってる)
「通信」は、そのときの様子を「沖縄タイムス」から引いている。
『首相が基地内の高台に立ち海を見ると
 沖に浮かんだ抗議船からも
 「公約を守れ」「沖縄を返せ」の叫び声が。
 10分ほど真部朗沖縄防衛局長から移転案の説明を聞いた首相は
 空を見上げ「虹が出たな」とぼそっとつぶやいて車に乗り込んだ。』(「沖縄タイムス」)
 
憲法記念日の翌日とは、この国の実相を物語ってはいる。
押し付け憲法だと言う「改憲論者」から、沖縄への米軍基地「押し付け」に対する異論を聞いたことが無い。

4・25「普天間基地の早期閉鎖・返還と、国外・県外移設を求める県民大会」

普天間移設 沖縄の意思は「県外」 県民大会に9万人

「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の国外・県外移設を求める県民大会」(実行委主催)が
25日、同県読谷村の運動広場であり、主催者発表で約9万人が参加した。
超党派の普天間移設の大会は初めてで、仲井真弘多知事も初参加。
「県外」を求める沖縄ぐるみの強固な意思を改めて政府に突き付け、
県内移設を断固拒否する姿勢を示した。 (4月25日17時27分配信:毎日新聞)
 
沖縄県民大会と同時刻、東京は三宅坂、社会文化会館会場では入り切れず立ち見が出るほどの
多くの人々が「4・25沖縄県民大会とともに声をあげよう」と集まった。舞台上の大スクリーンには、
読谷村運動広場の模様が同時中継され、この日全国で行なわれている同趣旨の集まりが紹介された。 (品川宿かわら版)
 
下は、「沖縄タイムス:速報」と、東京での集会とデモの様子。

 
                                                                                                                                                                                                              
                                                                                                        基地があるのは、沖縄が望んだからではない。60数年前の、日本の売渡し・アメリカの強奪、その合作だ。                                                                                      市街地住宅密集地の基地・・・、即時閉鎖返還、当然でしょう。                                                            民主党政権、義理(不当だが、そして永すぎるが) は果たしたとアメリカに言え!
戦争と占領状態(敗戦~土地強奪~基地建設~出撃~殺戮)を終らせる長く永い道の、そこが、最初の一歩だ。                                                                                       「アメリカの戦争」の為の基地なのだから・・・。

排外主義の詐術: 石原よ! 誇るなら、「古代合衆国」たるを誇れ!

石原慎太郎よ! 誇るなら、ちょっとは勉強して
『「古代合衆国」たるを誇れ!』
   「日刊ゲンダイ」によれば、4月17日、東京都知事石原慎太郎が、毎度ながらの
国家主義・排外主義に基づく差別妄言(それも不勉強な)を繰り返している。
(「永住外国人への地方参政権付与」に反対する全国地方議員の決起集会)
 記事によると、発言は次の通り。
「(この会場に)帰化された人、そのお子さんはいますか」      「国会はずいぶん多い」
「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか与党の大幹部は、調べてみると多いんですな」
「その子弟たちが、ご先祖への義理立てか知れないが、日本の運命を左右する法律をまかり通そうとしている」
記者が根拠を訊くと、
「インターネットの情報を見るとね。それぞれ検証しているでしょう」
つまり、ネット上の誹謗・中傷やウワサの類の情報をもとに、ペラペラしゃべっていたのだ。
(何のことはない。参照先が2チャンネル他のネット情報だと白状している)
=================================================================================
 記事にある「帰化」(石原発言)(「国籍取得」とか「変更」と言わないのだ)という言葉に込められた支配者論理と排外性と、
「帰化された人」の「お子さん」と言われるのは心外だ・誹謗・中傷だ、とする側に
もし、「いや違います。日本人ですよ」と言いたい衝動があるのなら、                                                              そこに秘められていよう差別性について、考えたい。そこは、
次の機会に譲るとして(記事執筆者には字数制限もあろうし)、ここでは石原論の虚構について述べたい。
     「帰化」という語句の本来の意味は「君主の徳に教化・感化されて、そのもとに服して従うこと (ウィキペディアより)   
石原に限らず、この種の国家主義・排外主義・民族主義者(日本民族など虚構だが)の背景には、
もちろん、彼らの「日本人」という抽象(擬民族)の確立願望と、「日本国」という政治・経済・社会の単位があり、
それらに照らして、それら以外のものを嫌悪し排外するのだ(「他者排外による自己確立の思想」)。
だから、その「日本人」という不動のものが揺らいでは
己の「主義」や「国家」の根幹が揺らぐことになる。まずは「日本人」という抽象の根幹をどうしても守りたいのだ。
では、そもそも、その「日本人」とは一体何のことなのだ?
 
参考資料を提供しまっさ。偏っているという常套句を返されても辛いので、国立機関の資料ですヨ。
☆『日本人はるかな旅展』 http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ipix/index.html 国立科学博物館。
☆『倭人の形成』 http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/WAJIN/wajin.html 九州大学ミニミュージアム。
 
 ①
日本人なるものを、もし無理やりに「括る」ことができるとするなら、
少数先住民「縄文人」(多種多様であろう)と
大陸と半島と他から渡って来た多数渡来人(これまた多様な)との実に多様なミックスである。とでも言うしかない。
近年、最新のDNA解読などからもこの列島に生きる人々の形成要因が、どんどん明らかになって来ている。
縄文末期(4500年前)の列島内先住民の人口は、推定25万人。繰り返された人の流入と稲作開始(*2500年以上前の、                                                              苗代式水田跡は、岡山県総社・大阪府茨木牟礼・福岡県板付・他など各地で次々発掘されている。                                        多元的なのだ) による食糧事情の変化で増加し、弥生時代半ばの人口は60~75万人と推定されている。                                                                                                                                                                                                                                                                                                           (古墳時代末までの渡来人の総計は、百数十万人以上と言われている)←http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn3/003_08yayoijidai_no_toraijinn_no_kibo.html
BC2世紀前後、半島南端部・洛東江流域の古代国家・伽耶の一勢力、                                                                     自由に往来して北部九州にまで影響力を持っていた海の民の一群が、半島内情勢に押し出されてか、
良好な稲作地を求めてか、列島覇権と先行渡来勢力(?)「オオクニ」打倒を目指してか、波状的に北部九州に移住したようだ。                                                                        古事記に言う『天孫降臨』的事態(紀元前後か)とは、現在の天皇家との関係はともかく、この一例の反映だろうと言われている。                                                                                           そして、古事記自身が、自分たちの故地は伽耶(洛東江両岸)だと告げている。                                                                      (例:カラクニに向かひて真木通り=伽耶(?)に向かって一直線に真っ直ぐ)  (いずれ詳述)
BC1世紀前後の東アジア世界を伝える「漢書地理誌」が、「楽浪海中倭人あり」(「倭」という語の初出)と記した「倭人」だが、
彼らは、古代フェニキア(現レバノン辺りを出自とするセム語族。各古代帝国の狭間各地に点々と根拠地を建設した地中海広域海洋民族*)    のような、海の民であった。 (余談:日産自動車社長:カルロス・ゴーン氏はフェニキア人の末裔であることを誇っているそうだ))                                                                                  その本拠は伽耶、準本拠が北部九州。(海の民=倭人=アマ、いずれ詳述)
 *フェニキアが建設した都市国家『カルタゴ』は、ローマを脅かしたハンニバルで有名。                                                                                        ⑤
後代の「魏志倭人伝」が記す3世紀の「邪馬台国」(正しくは「邪馬壱国」)も、後年「倭国」と称される国も、一貫して博多湾岸に在り続けた。その論証は、考古学的史料(出土物・史書・他国史料・他)から明らかだが、それは別の機会に譲る。                                                        ここでは、「魏志倭人伝」の中から得た、いくつもある確信のうちのひとつを言おう。(他に、行程記述、部分記述、総距離記述、等)                                                                                          長くなるので全文は省く(魏志倭人伝全文→  http://www.g-hopper.ne.jp/bunn/gisi/gisi.html )       
魏志に書かれた「その北岸狗邪韓国に到る」の「その」は、文脈から「倭の」以外ではありえない。 すなわち、「倭国の北岸は狗邪韓国(伽耶)だ」と言っている。「倭」地内の北岸部分が「狗邪韓国」-「伽耶だ」と言っている。前節の「韓伝」末尾には「南、倭と接す」とある(そう結んで倭人伝に移る)。接している、つまり地続きだと言っている。これを総合的に読めば、海峡の両岸に勢力圏を持つ海洋域=「倭」の実像が浮かび上がる。
 ・ちなみに「倭」の発音は「ヰ」ないし「イー」であり、後の「邪馬壱国」の「壱」も、中国読み「イー」・朝鮮読み「イ(ル)」周辺の音。呼称の 連綿たる踏襲は、存在の一貫性を暗示している。ヤマトが国名を「日本」としたのも、音「イー、イ(ル)」の「日」を当て、正当な後継者だと示す為の工夫だった、と言う研究者をぼくは支持する。                                      注:「邪馬」は「鮮卑」「匈奴」など同様の、中国からする属国呼称に付けた卑字。
☆いずれ、ぼくの「石原への全面反論」を提出します。(いずれ添削の上、)
  とりあえず、今回は骨子を述べます。
 
ぼくも石原も、天孫降臨の直系であってもそうでなくても、先住民の末裔か、伽耶出自の半島人の直系か、その混血か、
あるいは中国・朝鮮半島各地・他からの渡来の人々と先住民との混血者の末裔である。
「私の言う日本人とは、もっと後代の時代に居た人々のことだよ」と言うなかれ、 
801年から数次に亘って坂上田村麻呂が「成敗」したとされる、蝦夷とは何だ?
(789年にはヤマトが大敗もしている列島北部に居た大勢力だ)
和睦の果てに騙し、都・京に連れ来て処刑した「アテルイ」とは誰だ?公家らが、風貌・骨格・習俗の違いをさんざん「野性獣心」と評したという。                                      その時代の列島内に、ヤマトが御し難い異民族が居たことの証左でしょう。
「いやさらに後代だよ」ってか?
独自の歴史と文化と王朝を持ち、大和・明と等距離交易をなした琉球は?「琉球人」は? 列島内に永く住まう他民族は? 
 多民族共生というKEYワードなど塵芥症のあんたには届くまい。
もういい。結局、あんたの言う「日本人」とは「列島内マジョリティ」しかも、
「権力を持つ側の意向を守る(又は推進する)側に立つ人」 と要約できる人々のことだ。
「まつろわぬ民」があんたの言う「非日本人」なのだ。だから「帰化すりゃいいんだよ」となる訳だ。
「帰化」とはすなわち、アイデンティティの変更または放棄なのだ、そして「あんたが言う日本人」になれという
強制のことだ。                                                                                                                     その上しかも、「帰化された人」の「お子さん」と、本音を秘めた言葉を慇懃無礼に駆使して、
暗に「帰化」してもルーツは忘れないぞと、「日本人」にいつ敵対するか「日本人」をいつ裏切るか、目を離さないぞ、と恫喝しているのだ。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 「楽浪海中」の「倭人」の子孫を、「天孫降臨」によって戴いた民は、
その「天孫」を尊重するか否かを問わず、せっかくの「古代合衆国」という得がたい価値を、
二千年かけて消し去ったのだ。
ぼくが言いたいのは、「天孫」のことではなく、海峡をまたいで生きていた「海の民」の、
その今日的課題に即した復権のことだ。いや、彼には解らんでしょ。いずれ詳述する。
ジョルジュ・ムスタキの爪の垢でも煎じて飲みなさい!← http://www.yasumaroh.com/?p=3391
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現代の「国家主義」「民族主義」「排外主義」が、天皇・日本人・日本国などに支えられている限り、
その形成過程にまで遡って切開しなことには、この列島に住まう者の根っこに在る「合意」を糾すのは難しい。                                                                                                                                                                                               教科書記述包囲網と教育界の「常識」、永く蓄積された社会の「合意」。それを覆すのは気の遠くなることではある。
西欧に触れそれと向き合い圧倒され、それに対抗する「方法論」として、                                                                                   「神国日本」「天皇」「大和魂」」などを持ち出す誘惑に駆られながら、                                                                      決してそうはしない見識を、自他との格闘を通して手にした明治人(の一部)は、本当に偉い!と思う。
漱石先生は、こう言っている。
『東郷大将が大和魂を持っている。魚屋の銀さんも大和魂を持っている。
 詐欺師、山師、人殺しも大和魂を持っている。誰もみたものはない。
 誰も遭った者がない。』 『大和魂 それ天狗の類か』 (「吾輩は猫である」1906年)   ←  http://www.yasumaroh.com/?p=1738
啄木は、こう嘆いている。
『地図の上朝鮮国にくろぐろと 墨を塗りつつ秋風を聴く』(1910年) ←  http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/column-2.html

つぶやき: あるハンガー・ストライキ

沖縄・一坪反戦地主会の下地厚さん(石垣島出身) 抗議のハンスト。

国会前で19日12:00から下地厚さんが、
*沖縄新基地建設を絶対許さない
*基地の県内たらいまわしを許さない
*これ以上の沖縄差別を許さない
として、抗議の72時間ハンガーストライキを打っている。
下地厚さんへの激励と連帯を込めて、夕方5時頃、仕事帰りに馳せ参じた。
 
        ハンスト決行中の下地さん                      下地さんの宣言文           社民党服部議員から激励
                                                                                               参加者が口々に言っている。
徳之島島民集会の成功は、鳩山首相がオバマさんに、
「あちこち必死に探して当たった、けれど国内はあの状態です。ですので、無条件返還。移設先は国外しかあり得ないのです」
と言える根拠を提供した、と。  「さあ国外の展望が開けたぞ」 と。
 
近くに座る高齢者がぼくに話しかけた。
あえて、そう逆説風に語る人々に楽観主義・虚妄と言うなかれ。
その楽観は、これまでの琉球の歴史のどれだけの悲観と涙の上に在るか?
その楽観をいいことに、ぼくらがどれだけ胡坐をかいて来たか?
その楽観が、どれほどの耐える力になり、事態を切り拓く原動力となってきたか?
その楽観に、どれほどのヤマトンチュウが癒され救われて来たか?                                                                                        もう甘えは許されないのです。・・・・う~ん。
同意の軽い言葉も、返す言葉も見つからない。
 その通りだと思う。県内・県外はともに無理! 

たそがれ映画談義: 池部良の、「大きな背中」と「着流し姿」

池部良。 戸田菜穂が語る「大きな背中」と、映画『昭和残侠伝』での「着流し姿」 
  
 戸田菜穂インタヴュー記事(4月16日読売夕刊)より:
                                                                                                     『確か、23・24歳の頃だったと思います。池部良さんに恋をしたんです。
「早春」のビデオは、小津安二郎監督の映画を見ようと思って、たまたま手にしただけでした。
ところが池部さんのたたずまいが美しく、言葉も話し方もきれいで。
浮気をする悪い男の役なのに、世の中に対して斜に構えている感じがとっても色っぽくて。
あまりにほれこんで、池部さんに会いたくなって、サイン会にうかがいました。
                   「あら、あなたじゃないですか」。私の顔ぐらいはご存知だったみたいです。』            
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                                                                                                                                                                                                                                 その後、池部良夫人を交えた食事会や手紙のやりとりを通じて、親しい付き合いがあり、いろいろ相談にも乗ってもらうほどの、俳優人生での師だそうだ。
戸田菜穂さん。好きな女優の一人だ。
池部良の『役者として誇りをもって生活しなさい』 『楽屋で編み物をしているようじゃだめだ』などの言葉を得て、                                                              『池部さんのとても大きな背中を見続けています』と語っている。 もちろん羨ましくはある。                                                                                                                                                                                                      『早春』(56年)                                                                                                                        監督:小津安二郎、出演:池部良、岸恵子、淡島千景、杉村春子、笠智衆。   http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24688/story.html
 
                                                                                                               
                                                                                  『昭和残侠伝:死んで貰います』
  
池部良と言えば『昭和残侠伝:死んで貰います』(監督:マキノ雅弘。70年9月、東映)などのラスト前シーンは一部からもてはやされた。                                                                「お約束」の非道な(ルール違反の?)ヒール役組長に堪えに堪えた果ての、報復劇だ。                                                                                                                              「お約束」というのは、65年~72年まで続いたシリーズ全作を通じて同じ池部・高倉のコンビ。毎回、コンビで破滅に向かう「物語」も大同小異。                                                                                                                                前作で死んだことなど「お約束」の前では些細なことなのであった。 何しろ背中では唐獅子牡丹が吠えているのだ。                                                                                
池部が健さんに言う、「ご一緒、願います」。 「着流し姿」の二人は夜道を死地に赴く。 評論家どもが男同士の「道行き」だと言っていた。                                              http://www.youtube.com/watch?v=JjuDwUyZhv8    http://www.youtube.com/watch?v=6FGVUq5K7Jw&feature=related                                                                            同じ年、直後11月、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地内の総監室で割腹自殺した。 
ぼくは、池部・高倉の「道行き」にシビれた多くの70年映画館左翼(池袋の文芸座などで、小僧がスクリーンに向かって拍手し、床を鳴らし、
大きく同意の声を掛けていた。付和雷同の喧しい連中だった。コラ!何が「異議なし!」やねん!) の一人では決してないが、
それまでのヤクザ映画には居なかった孤高の、スマートな、足を洗って生きる元ヤクザ像は、池部ならではのハマリ役だったとは認める。
認めるが、当時のあの「喧しい」連中の、社会への憤激をぶつけに来ているのか?と思える風景には、
本来向かうべき相手に向かえよ!と強く思った。攻撃的「カタルシス」の一現象か?
せっかくの池部良への共感を妨害されて芽生えた、彼らへの違和感の記憶の方が大きい。
いま、出口なき不況と格差社会下で、近似の憤激・精神構造を抱える若者が「排外主義」に回収され、「逆・草の根」となり、
コスプレ軍服の一群となって民族差別を叫んでいるとしたら、見過ごせないと危機感を持っている。
それを思想的・運動的に誘導・引率する存在が見え隠れしていると思うから・・・。
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 もちろん『世の中に対して斜に構えている』と言う戸田菜穂さんの、『早春』池部良への感じ方に異論はない。
「背中を見続けています」と言える対象が居ることは、得難く大切で素晴らしいことだ。
ぼくの場合、ン十年の時間の中で一人二人居るにはいるが、先方には大いに迷惑なことだろう。
翻って思うに、メタボ爺たるぼくが、その「小さな背中」を「見続けています」と言われることなどないことだけは100%確かだ。
万一、何かの間違いで、奇特な女性が居て食事することになったとしても、我が「夫人」は食事会を信じず、
「独りでタコ焼きでも食っときなよ!」と言い放って、きっと同席してくれないだろう。                
                                                                                                                                                  『早春』の、戦争記憶を仕舞い込んで生き、丸の内に勤めはしているが会社的出世に欲は無く、戸田菜穂さんが言うように「斜」に構えている夫。 子を喪った妻:昌子(淡島千景)の哀しみも充分解っている夫、杉山。   千代(岸恵子)との関係を「間違い」(時代制約言辞か)と言ったが、千代の「男の従属物たる人生など拒否するわ」という姿勢に、「戦後」的プラス価値を認めている夫、杉山。
                                                                                          『昭和残侠伝:死んで貰います』の、かつて人を殺めたヤクザ稼業の足を洗い、板前として寡黙に生きる、風間。                                       荒んでヤクザになった果てに刑務所から戻って来た若旦那:秀次郎(高倉健)を支えて店を守り、                                   とうとう秀次郎のやむにやまれぬ行動=非道ヤクザへの「報復殴り込み」に同行する男、 風間。 
                           
いや~、杉山の「大きな背中」(戸田菜穂談)と 風間の「着流し姿」には通底するものがあります!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

つぶやき: 普天間・沖縄・密約・報道・判決…

普天間・沖縄・密約・報道・判決… 国会前・首相官邸前
 
伊達判決は不滅である
   
沖縄駐留の米軍は何をしてきたか? 誰を殺してきたか? 何を抑止したか?
朝鮮戦争で、ヴェトナム戦争で、イラク戦争で、常に沖縄から出撃したのだ。
アメリカの戦争の出撃基地であったことは歴史にしるされている。
普天間基地返還を巡る民主党政権の「迷走ぶり」(だけ)を声高に報じるマスコミは、
「何処に移転するか?」という「日米軍事同盟」を前提にした「論」を繰り返している。
その前提を根本から問う姿勢。それこそが報道に求められている姿勢だ。
それを一切放棄し、政府調達便=政府特別機に搭せてもらいイラクへ飛び、戦禍の実情を見ることもなく
官製情報だけを垂れ流す報道に終始したのが、大新聞たちだ。報道の第一番の姿勢がない。
 
ぼくらは『砂川闘争』裁判【デモ隊の一部が基地内に数メートル入った。これは、
合衆国軍隊の地位に関する協定(いわゆる「日米地位協定」)の実施に伴う刑事特別法違反であるとして争われた】
での、『伊達判決』(1959年3月)を知っている。←http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/5665/ 
『駐留米軍は「戦力の保持」に当たり憲法9条に違反にしている、として無罪判決』。明解だ。
ここには、前提とされていることから問う、司法の本来の姿勢があった。
これが、どれほどの判決だったかは、その直後の日米両国の迅速な対応に現れているが、
最高裁長官が係争中の一方の当事者に会うとは何事ぞ!
 
☆伊達判決の二日後、米大使が藤山外相に会い密談。高裁を飛ばして上告する「跳躍上告」を 勧めていたこと、さらに、大使と田中耕太郎最高裁長官が密談していたことが、08年4月 米公文書で判明していたが、外務省がこの事実を認めた。  【2010年4月3日付 毎日・東京】
 
 
 砂川裁判:米大使、最高裁長官と密談 1959年、1審「日米安保違憲」破棄判決前に
[毎日新聞 2008年4月30日 東京朝刊]
 米軍立川基地(当時)の拡張に反対する住民らが基地内に侵入した砂川事件で、基地の存在を違憲とし無罪とした1審判決を破棄し、合憲判断を出した1959年の最高裁大法廷判決前に、当時の駐日米大使と最高裁長官が事件をめぐり密談していたことを示す文書が、米国立公文書館で見つかった。当時は基地存在の根拠となる日米安保条約の改定を目前に控え、米側と司法当局との接触が初めて明らかになった。                                                      ◇米で公文書発見                                                                             国際問題研究者の新原昭治さん(76)が、別の事件に関する日本と米国の交渉記録などを公文書館で閲覧していて発見した。大使は、連合国軍総司令官のマッカーサー元帥のおいであるダグラス・マッカーサー2世。最高裁長官は、上告審担当裁判長の田中耕太郎氏だ。
 文書は、59年4月24日に大使から国務長官にあてた電報。「内密の話し合いで担当裁判長の田中は大使に、本件には優先権が与えられているが、日本の手続きでは審議が始まったあと、決定に到達するまでに少なくとも数カ月かかると語った」と記載している。
 電報は、米軍存在の根拠となる日米安保条約を違憲などとした59年3月30日の1審判決からほぼ1カ月後。跳躍上告による最高裁での審議の時期などについて、田中裁判長に非公式に問い合わせていたことが分かる内容。
 これとは別に、判決翌日の3月31日に大使から国務長官にあてた電報では、大使が同日の閣議の1時間前に、藤山愛一郎外相を訪ね、日本政府に最高裁への跳躍上告を勧めたところ、外相が全面的に同意し、閣議での承認を勧めることを了解する趣旨の発言があったことを詳細に報告していた。
 新原さんは「外国政府の公式代表者が、日本の司法のトップである、担当裁判長に接触したのは、内政干渉であり、三権分立を侵すものだ」と話している。【足立旬子】                                                                                                                    ◇批判されるべきだ――奥平康弘東大名誉教授(憲法学)の話
 田中長官が裁判について詳しくしゃべることはなかったと思うが、利害関係が密接で、当事者に近い立場の米国大使に接触したことは内容が何であれ批判されるべきことだ。当時の日米の力関係を改めて感じる。
 
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海をまたぐ 4月9日、国会前・首相官邸前 
 
 国会前座り込み                首相官邸前                     「沖縄密約訴訟」判決の報告をする知花さん
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    金城実さん・知花昌一さん・安里英子さんらの呼びかけで、
4月6日(火)~9日(金)沖縄県民(ウチナンチュ)が官邸前へ集結して、
「最低でも県外」と公言した鳩山首相に、「非暴力」で公約遵守を求める意思表示をしている。
9日、身体があいたので午後から国会前に馳せ参じ座り込みに合流。
となりには『9条改憲阻止の会』が、恒例の座り込み。
やがて、同日の「日米両政府が交わした秘密文書の開示を求める訴訟」=「沖縄密約訴訟」
(原告は、元毎日新聞記者:西山太吉さんら)
の東京地裁判決公判傍聴から戻って来た知花昌一さんの報告。 全面勝訴。
 
米国が負担すべき軍用地復元補償費や「秘密枠」が存在し、莫大なカネを日本が積んだ。
それらの密約は米国側公文書などから判明していた。
外務省・財務省が「密約」と認めた上「日本側文書は存在しない」(歴代担当官僚が存在を認めたのに、だ)との調査結果を公表していたが、
判決は文書が存在しないことを証明する調査が不充分だとした。
東京地裁杉原裁判長は、判決文の中で、こう述べている。
「外交文書として第一級の歴史的価値を有する」ので
「破棄されたのなら、組織的な意思決定がされているはずだ」と
一個人が破棄できる性格のものではないと指摘。                                                                                                                                         「原告らが求めていたのは文書の内容ではなく、密約を否定し続けてきた政府の姿勢の変更であり、
  知る権利の実現。 外務省はこの期待を裏切った」 さらに、
「文書を保有した以降、文書に関与した可能性のある者に逐一、聴取することが求められる」とも指摘。                                                                              「公務員が職務上、通常尽くすべき注意義務を尽くすことなく、漫然と不存在という判断を行なった」と
当時のトップである中曽根弘文外相についても、批判の矛先を向けた。 
                                      【「東京新聞」4月10日朝刊、一面トップ】                                                                             民主党政権、岡田外相! 「控訴の可能性を排除しない」 ではないでしょ!
 
西山太吉元記者は、当時内部文書を入手したが、その取材方法の問題にすり替えられ、
国家公務員法違反で起訴された。女性事務官は漏洩罪、西山氏は同教唆罪であった。
ぼくの記憶では「密かに情を通じ」(文言は忘れたが)などという「大江戸お裁き」のような文言を塗した、
「週刊新潮」的起訴状であった。
密かであろうが、開けっぴろげであろうが、当事者以外から責められるべき筋合いは一切ない。ましてや、国家から・・・!
強くそう思って女友達に言うと、「ホンマその通りヤ」と返って来て「マトモな人だ」と再確認したのを憶えている。
西山氏を退社させた大新聞は、イラク戦争報道~普天間報道まであいも変わらぬ、
お抱え・垂れ流し・茶坊主報道を続けている。西山記者を斬った毎日の責任や如何!
☆裁判の趣旨・背景・経過は先輩のN氏が『西大和教会:H・P』に継続寄稿する『沖縄通信79号-3』に詳しい。   http://www.eonet.ne.jp/~nisiyamato/
 
1969年11月  佐藤-ニクソン会談「核抜き-本土並み」
1971年6月  縄返還協定調印
1971年3月     社会党:横路孝弘、楢崎弥之助が外務省極秘電文を公開。密約の存在を追及。
1972年4月     西山記者・女性事務官 国家公務員法違反で逮捕
       翌日     毎日新聞「本社見解とお詫び」を掲載。
週刊新潮・TVワイドショウ他が一斉に非難論調一色に。世論は「密約」の罪より「不倫」を裁いた。
もちろん、大新聞・TVの罪は深い。 が、マスコミに踊らされない確かな眼を育むべき、 ワシら自身が問題だ。
1972年5月15日 沖縄復帰
1974年1月      一審判決、女性事務官に懲役6月、西山氏に無罪
1974年12月    佐藤栄作 ノーベル平和賞受賞
1976年7月      二審判決、西山氏に懲役6月執行猶予1年。
1978年5月    最高裁が上告棄却。確定。
 
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四つの密約
①核兵器搭載の米艦船の寄港・通過を「事前協議」の対象としない
②朝鮮半島有事の際、米軍が日本国内の基地から自由に出撃できる
③有事の際、米軍が沖縄に核兵器を持ち込みことを日本は容認
④米国が負担すべき米軍用地の原状回復費400万ドル、波放送局(VOA)の移転費用1600万ドル、                                                                                                                              返還協定3億2000万ドルを超える別枠額 を日本が負担
 
4月10日判明【今後まだまだ出てくるだろう・・・】
⑤日米地位協定の前身にあたる日米行政協定で、日本に駐留する米兵らの犯罪について、
  米側に実質的に裁判権を譲るとした日米間の「秘密合意」が存在したことが10日、
    外務省の調査で明らかになった
民主党政権。 多少悪景気続いてもええ、マニフェスト変更も許したる、政治と金の件は改めてくれたらええ・・・。
戦後日米関係・安保体制に風穴を開けよ、それが選挙前あなた方が沖縄で語ったことだ!
首相官邸の主さん、「沖縄をバカにするな!」の声届いたか? 普天間返還、これ第一歩やで。

つぶやき: 20世紀~21世紀。 「国家」…この超え難きもの

戦争と革命の20世紀
  
「戦争と革命の20世紀」と言われますが、
映像で見るリアルさと「国家」の呪縛力に改めて絶句します。
資本主義の行き詰まりと、その解決(?)手段としての戦争。
社会主義国が内包する人権の不毛と民主の無理(?)と、その処理手段としての独裁。
暴力と圧政は常に国家主義・ナショナリズムを活用して来た。                                                             人間が作り出す社会の人類史的困難の20世紀の体験を21世紀に活かす方途を、
もちろん誰もが(「ならず者ども」を除いて)考え行なっているのに、
21世紀は同じことを、カタチと位相を変え繰り返しているかに見えます。
社会主義国の崩壊、帝国の瓦解、イラク戦争。途上国、イスラム世界。アフリカ。
普天間-辺野古、日米安保-沖縄、朝鮮半島、米軍再編、中国、東北アジア。                              
                                                                                                       1939年の日米通商航海条約破棄、40年 対日石油輸禁措置、・・・ABCD包囲網。
最近のトヨタ叩き(一部便乗苦情)や中国市場を巡る動向。アメリカの深い構造不況・・・。
世界はもちろん同じではなく、とりわけ中国は違うけど、
何やら奇妙な類似構造を示しつつ、主要国ではこの日本でも
「逆草の根」排外主義・ネオナチ団体が街頭で叫び始めている。
20世紀を振り返る時間が、ずっと続いています。「国家」という、越え難くなお有効(?)である現実、この単位をどうしようぞ。                                                 ジョルジュ・ムスタキが言う「地中海人」、金時鐘が言う「境界をまたぐ越境人」「超える」。その意味は深い。
 
                         「ヤルタ会談」  1945年2月:クリミヤ半島にて
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『ドイツ 第二次大戦への道』                                                               http://www.youtube.com/watch?v=D7uCQPULM-M&feature=related                                                             http://www.youtube.com/watch?v=OjSIhaQRULQ&feature=related                                                                     http://www.youtube.com/watch?v=gr07_s5XOlg&feature=related                                                                            http://www.youtube.com/watch?v=XhyC6Z35yJU&feature=related

 『フランス 第二次大戦への道』
                                                                                                                                             『ソ連 第二次大戦への道』                                                                                           http://www.youtube.com/watch?v=BRJogH63N3k                                                                                           http://www.youtube.com/watch?v=e1f3_-mRDZ4&feature=related                                                                  http://www.youtube.com/watch?v=EU3u_PGq4Jo&feature=related                                             http://www.youtube.com/watch?v=k_aUu2sCb-E&feature=relate  
*このNHK番組 『TheRoad 第二次大戦への道」には、他に米・英・伊の画像あります。開いてみて下さい。                 

『1929年 世界大恐慌』                                                                                               http://www.youtube.com/watch?v=Toaladfgt1M&feature=related

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