つぶやき: 民主党に告ぐ

 
野古新基地建設反対!
普天間基地即時撤去!
嘉手納統合策動粉砕!
 
国会前で横断幕の下に座った「9条改憲阻止の会」の親爺さんが
次のように語っていた。
『「OCCUPIED OKINAWA」。
 ヤマトが 明治政府が そして日米が、沖縄を占領し続けて来たのだ。
 「戦後」というもの総体が、そのことを与件として成り立って来た。
 沖縄はその丸ごとの見直しの開始を、求めている。 』 
 
保守二大政党というものが、上述親爺が言う与件を前提とする「合意」によって
成り立つとしたら、保守二大政党ということがすでにして『大連立』なのだと思う。
そもそも、先年、小沢・福田の大連立構想を阻止した民主党(の諸氏)には、
アメリカ型二大政党、大連立の変形であるような保守二大政党、ではなく
対立軸がより明確なヨーロッパ型大政党への構想があったはずだ。
日本での明確な対立軸について設定されるのは、
「小さな政府 vs 大きな政府」 「新自由主義 vs 社会民主主義」などと言われるが、
実は、明確なのは、日米安保体制を根幹とする「戦後」そのものへの「立位置」なのだ。
ここを譲り、「丸ごとの見直しの開始」を見送るなら、その位置は「合意」の内側に在り、
つまりは、二大政党のカタチを採るが実質大連立体制であり、
大連立構想を押し返した民主党議員らの志(?)は潰える(?)のか? 
あるいは、構想した二大政党へ進むのか・・・・? 
現在(いま)正にその岐路に在る。その鍵は、「憲法」と「沖縄」への立位置にある。
沖縄・辺野古・米軍、ここで社民党を寄り切って、民主党政権が向かう先は何処なのか?

突然ですが

渡辺白泉 【わたなべ はくせん】
 1924(大正2年3月24日)~1969(昭和44年1月30日
渡辺 白泉

 

 

 

                                                                                                                           弾圧の厳しい戦時下にあって、京大俳壇は
国家・社会に対する批判精神を持ち続けた。
各誌は廃刊に追い込まれ、白泉も検挙された。

重い「冬」、快晴下・静寂の「夏」が迫る。
季語を超越した季語だと言われている 。
 
銃後といふ不思議な町を丘で見た (1938/昭和13)
 
戦争が廊下の奥に立つてゐた (1939/昭和14) 

玉音を理解せし者前に出よ (1945/昭和20)

 

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