映画談議:追悼!橋本忍
追悼! 橋本忍
人間を、社会を、歴史を、公的倫理を、権力の暴虐への怒りを
骨太のドラマ構成の中で、「説教調」を超えて語り続けた。
日本映画への愛情を育ててくれた。
いまどき、こんな映画は少ない。
【観た作品】
『羅生門』(1950年、黒澤明監督、大映)
『生きる』(1952年、黒澤明監督、東宝)
『七人の侍』(1954年、黒澤明監督、東宝)
『生きものの記録』(1955年、黒澤明監督、東宝)
『真昼の暗黒』(1956年、今井正監督、現代ぷろだくしょん)
『張込み』(1958年、野村芳太郎監督、松竹)
『私は貝になりたい』(1959年、監督も橋本忍、東宝)
『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(1960年、堀川弘通監督、東宝)
『切腹』(1962年、小林正樹監督、松竹)
『霧の旗』(1965年、山田洋次監督、松竹)
『上意討ち 拝領妻始末』(1967年、小林正樹監督、東宝)
『影の車』(1970年、野村芳太郎監督、松竹)
『砂の器』(1974年、野村芳太郎監督、松竹)