日大アメフト部傷害事件に
軍隊を・現政権病理を・官僚機構を 見る

http://biz-journal.jp/2018/05/post_23436.html
加害青年が会見で言った次の言葉こそが今回の事件の救いだし、この20歳を「ふむうむ」と思わせた。もちろん称賛ではない、辛うじての救いだと言いたい。

『少し考えれば、自分がやったことが間違っているというのを前もって判断できたと思うので、そういう部分で自分の意思というのを強く持つことが今後、重要だと思いました。』
『自分の意思に反するようなことはフットボールにかかわらずですけども、全てにおいてするべきじゃないなと思います。』

イラク/スーダン派遣実態の隠蔽・裁量労働制強行の為の偽装資料・森友文書改竄国有財産違法処理ゴミ偽装・加計学園への私的厚遇とその経過の隠蔽偽装・・・、などに汲々とする茶坊主議員よ・官僚どもよ、
この加害青年の肉声をよ~く聴け!

この加害青年は会見で謝罪を繰り返し、監督・コーチ・チームの文化・風土と心情を吐露したが、自衛隊員はパワハラ体質・命が危険に晒される局面で、この現象的心理的「苦境」から抜け出すには、たとえ「無辜の市民」が死ぬとしても上官・隊長の指示する「突撃」しかない、と行動するだろう。
ワシならそうしてしまうかも・・・と想う。
だから、憲法遵守義務を負う公務員たる自衛隊員が、憲法9条=『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』を骨の髄まで体得していなければ、海外で他国の無辜の市民を撃つに違いない、と強く思った。
国家の戦闘力として個々の隊員の思考として、「9条」精神がよほど根付いていないことには、自衛隊は必ず他国の民を撃つだろう。