ぼやき:【日大アメフト部事件が示すもの】

【日大アメフト部事件が示すもの】2018年5月19日

事態が明らかになった時点で、アメフト協会が毅然として処分すべきだろう!
廃部が当然だが、最低でも一定期間対外試合禁止・二部への降格・監督コーチの辞任などなど
できないアメフト協会はアウト!
行き過ぎた危険プレイなどではなく傷害事件だ。

そもそもの発案趣旨・初期対応・イカサマ謝罪・・・何と現政権に似ていることか!
が、日大アメフトだけではない最近の大企業・官庁の不祥事と言うより「悪意に満ちた」事件の数々は、何かの「崩壊」を想わせる。
無いのに在る振りをし続けて来た、戦後社会を各方面・各領域でカヴァーしていたはずのものが、決定的に「無い」のだということを示している。
それは「公」「公理」「公共」とそれを支える精神「自然法」「産業道徳」「コモンセンス」といった「言わずもがな」項目の数々だ。日本国憲法の10条以下には、その精神を語っている。
神戸製鋼の耐久性データの偽装、タカタの欠陥エアバック、日産・三菱の無資格製品検査、アマゾンン値引販売額の業者補填強制、電通の女性新人社員100時間超違法残業、東洋ゴム免震ゴム性能改竄、原発事故の内容/汚染状況/安全対策/廃炉手順/他に関する夥しいウソ情報、他・・・
一方、官公庁はどうか? イラク/スーダン派遣実態の隠蔽・裁量労働制強行の為の偽装資料・森友文書改竄国有財産違法処理ゴミ偽装・加計学園への私的厚遇とその経過の隠蔽偽装・・・、権力者の夫人の振舞いを「一私人」だと言いながら公務員を秘書として配し「公務」扱いするの愚を、政権内部で誰として組織的異論を吐かない・咎めないという異常。
いま日大アメフト部が、もうここにまで「崩壊」が及んでいることを示している。
ほんの数十年前まで、自民党政権の重鎮にさえあった「恥じる心」「人道」「コモンセンス」「知性への畏敬の念」・・・日本社会はそれらの息が絶える断末魔に在る。
間もなく修復・恢復不可能な「崩壊」領域に達する。そうさせてたまるか!

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