4月15日 趙博:歌うキネマ『西便制-風の丘を越えて』。
パギ日和というかアジール日和というか。午前中の雨は上がり、会場は満席の盛況。(公演46名様 懇親会20名様 ご参加)
実に関西9年ぶりという公演は圧倒的でした。
ユボン(養父)・ソンファ(姉)・ドンホ(弟)の血の繋がらない親子(実はこの設定がスゴイとワシは想って来た)のパンソリ行=極貧・彷徨も、ユボンのパンソリへの矜持と偏愛と自負がもたらした意地のような「生」。それに翻弄される姉弟の苦難と別離・姉ソンファの壮絶な「生」・・・。
姉弟の再会と、名乗ることなく別れ往くラストに、会場全席全員が号泣していた。
「恨(ハン)」の世界が垣間見えただろうか。

【画像:満席の会場風景、パギ熱演、埴生美伽子さん「アジール空堀」来月公演紹介、懇親会風景+集合写真(於:すかんぽ)、 ☆画像一部田中貴代乃さんからの拝借です。