つぶやき:結婚記念日?
昨夜、家のぬし殿に「旨いもん食べよか」と言われ、当夜が47回目の結婚記念日だと思い出した。
昨年、近所に出来た和食店はなかなか美味くて我が家では高評価。気付かぬ振りして脚を引きずり付いて行った。ぬし殿は女史会などでワシよりは頻繁に来ているのか、何やら「カオ」風だ。
誕生日やら結婚記念日をアンケートに答えていたのか、店は先刻当夜の理由を承知で、最後に祝辞をあしらったデザート皿が出てきて驚き。出来レースでも嬉しくないはずはない。
ところで、47年ぶりに言わせて欲しいことがある。
ワシらは1971年に、大阪北部の衛星都市の市民会館で式を挙げたのだが、たまたまその年の2月11日は仏滅で、安い公共式場はその日しか空いておらず2月11日となった。
当時のバカタレ学生左翼が「奴は、よりによって、2月11日 建国記念の日に結婚したそうだ」「羽織袴で式をしたそうだ」「日本回帰の転向か?」その他 吐かれた得体の知れない異論を直接間接に聞かされた。何が転向や?
もちろん無宗教でだが、服装はワシらの趣味で羽織袴・通称「角隠し(?)」で行なった。バングラデシュ男女のルンギー・サリー、半島男女のパジチョゴリ・チマチョゴリ、ヴェトナム男女のアオザイのように、この島国で生まれ育ったワシは和装に違和感は無い。放っておいてくれ。
後年、子どもが「2月11日が建国記念の日というのは神話やと、先生が言うてた」と言うので「そう神話や、ホンマは全国がオトウ・オカアの結婚記念日を祝うてくれとるんや」と言って笑った。誰が建国記念の日を祝うか!
人の言動へのステレオタイプの理解・表面的に「正しい」とされる教条から半歩も出ない硬直・・・・自称左翼・二元論者・決めつけ癖の諸君がどんな結婚(非結婚)・結婚式(式忌避)やどんな47年を過ごされたのか、はたまた「建国記念の日」や「国旗国歌法」や各種軍事法制・国家主義的強制にどう向き合われたのか、無翼のワシは寡聞にして知らない。
47年経ったので言わせてもらう。バカタレ左翼ガキ!