Archive for 4月, 2016
つぶやき: 孫一年生 給食参観
ちょいとした巡り合わせでいい体験をした。
近くに住む息子の女房が、うちの主(息子の母親)に電話を寄越し、「明日の次女の給食参観、新一年生の最初の参観日なので行ってやりたのですが、末娘が発熱で行けなくなりました。お義母さん行ってくれませんか?」
うちの主は、己れは一日何たら会議の予定で無理なのに「わかったオッサン行かせるわ」と約束。孫・一年生の給食参観の、ありがた~い「お役」が回って来た。
これが、大収穫! 入学してまだ2週間強のクラス30人が、教師が大声で指示するでないのに見事に準備・運び・配膳などをこなすのだ。もっとも、エプロン先生(ボランティア?)数名さんの力は大きい。
食事を早く終える者・やや時間がかかる者がいても、だれも焦らない。大らかに時間は進む。担任の技量もあるのだろうが、食事が済んだ子どもたちが、それぞれに先生の席へ行き何やら「自慢」や「報告」したり、机でお絵かきや絵本読みを始める。う~ん、いい。
頼むから、ここにある空気を教育の場で続けてくれ~、と思った。孫はワシを見て照れながら手を振っていた。
ふと想い至る。あれぇ~、我が子4人の学校給食の場面なんて知らないぞ。
それぞれの、その時期を思ってみた。なるほど、アレとコレとソレで、身勝手だったり故ある事柄だったり主観的には外せない**だったりはしたが、行けなくはなかったはずだ。
世の爺に「孫いのち」みたいな人を時に見受けるが、それは「手にできなかったものの代替行為」かもしれない。そうはなるまいと思う。等身大のバカ父像を噛み締めていよう、爺は爺ぃだ。
「アジール 空堀」 3月10日『フォルクローレの夕べ』
ロスチャンカスさん歌唱 三浦俊一さんお話。
ロスチャンカスさんの、アンデスの空・空気・大地・雪解け清流・山々・人びと・響き・・・それらへの切情、
三浦俊一さんの、先住民抵抗史抵抗歌への尽きない共感と怒り…。
今宵、アジール空堀は、そのふたつの完全融合空間と思えた。「ギャロ」 シェフは、初挑戦のペルー料理への、へーゲルさんの「故郷の味だ。どうやって作りました?」 との絶妙の褒め言葉にウルウル。
あぁ、歌は人々の、魂だ、生活だ、労働だ、闘いだ、尊厳だ、歴史だ、文化だ、歓びだ、哀しみだ、怒りだ、叫びだ、そして愛だ!
高橋もと子さんレポート
ロスチャンカスの「フォルクローレの夕べ」
広大なアンデスの風景をイメージさせてくれるケーナ、ギター、サンポーニヤの音色がアジールに響き、
今夜のアジールはアンデスの世界に包まれました。
ペルーの家庭料理「アデノガーニ」はなんとも不思議な味わい。
でも、ビールにもワインにもよく合います。
釜日労の三浦さんのトークは、抵抗の音楽「フォルクローレ」の歴史。
虐殺された人気歌手ビクトル・ハラが残したのは「平和に生きる」。
深い声、語るような歌声のジュリエットグレコは自由を愛し、権力に屈しなかったと。
そしていま、三浦さんは、月の半分は沖縄辺野古の闘いに参加しています。
第二部では、現在連習中という沢八で「竹田の子守唄」
おなじみ「花まつり」では手拍子と掛け声で大盛り上がり
アンコールは「コンドルは飛んでいく」
いつも集会やデモで出会う人もそうでない人も、
いい感じの一体感に包まれて、、、やっぱり音楽っていい。
今日は3.11
5年間、いろいろありましたね。