1月21日(木)19:00~ 「アジール 空堀」第5回イヴェント
『アジール・デュオ 響きと言葉』(於:ビストロ「ギャロ」、参加18名)
この夜、パリの裏路地ではなく空堀脇小道のビストロに、
管野スガや伊藤野枝の声を確かに聴いた。
コントラバス(中島直樹)は、いぶされた音色を響かせ、
彼女たちの声(リーディング:今野和代)に声援と憂慮と傾慕を送る。
目で追うのではなく、耳と胸と脳天から入って来る詩の言葉は、言葉表現の云わば一回性の哀切と
母性の究極のエロスと叫びを突き付けて来る。
いや~、実に初めての体験だった。
アンコール:コントラバス・中島直樹、フルート・山沢輝人