交遊通信録: 22年前の『ワンワールドフェスティヴァル』

2月8日 ワンワールド・フェスティヴァル に『シャプラニール』が出店したようで、
バングラデシュ物産の販売係をして帰宅した家の主との笑い話・・・。

幼かった末息子が、帰宅したワシらに「売れた?」と訊く。食べたいのだと思い、「ごめん、ぜ~んぶ売れて、もう無いねん」と言うと、深い息を「フーッ」と吐いてニッコリして「そうか」と言う。ん?
前夜から大騒ぎして、大きな寸胴を持ち出し150~200食作り、早朝からワッセワッセと出かける両親の「生業」を、彼はたぶん「露天商のカレー屋かな」と思っていたようだ。「食べたい」よりも、売上げを優先しての、「安心」の「フーッ」だったのだと知った。いつも完売して大喜びした日々が昨日のようだ。末息子は屋台のテキヤ親父のような風貌と人格の父を、正確に見てはいたようだ。高校教師となった末息子は現在、娘三人の父親だ。
よ~し、来年は**年振りに作るか(笑)!
(Photoは1993年の同フェスティヴァル)

ワンワールド

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