つぶやき: 表現の不自由展

西武池袋線:江古田駅徒歩5分:「ギャラリー古藤」。
『表現の不自由展』を覗いた。
2012年、東京都美術館会期中に撤去された有名な《平和の少女像》の、縮小版像の隣に展示された一枚の写真パネル。赤子人形を抱いて放さない老婆は「李壽段」という、慰安所へ来た1940年に19歳だった女性。奪われ喪い損なわれたもの総てへの無念を抱き、なお辛うじてそれを超えて生きようとする意志=祈りと希い=「母性」を前に、ワシは言葉を失うのだった。10922522_638571579588307_1408006504405371727_n[1]

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