アイルランド・マーフィーズ・スタウト生ビール
某生協の女性たちが主催する「憲法学習会」に参加した。講師のK大法学部教授:Tさんの解りやすい講演には、いくつか教えられたこともあった。 『新自由主義と新保守主義、経済方法論と社会思想で、それらは場合により発生する相互の矛盾をも撥ね退け進む。 グローバル経済下の、弱肉強食・何でもありの新自由主義は企業に関する規制を緩和し、労働者・市民には、人々がそれまで勝ち取って来た諸権利・諸保障を奪い取り破壊して進む。一方、そうした社会に人々を動員する装置と思想がどうしても必要で、それが新保守主義だ。』なるほど。
帰路、美しい(?)女性陣から離れ、駅前ビルの地下「レーズン堂」に立ち寄り、一人でアイルランド・マーフィーズ・スタウト(生)をグビッと一杯。 注文した「くんせい盛合せ」の程よい「煙渋み」とともに、グビッの抜群の味わいに思わずニタリ。ここは、友人のブログに紹介されていた店で、 ヨーロッパ本場のビールが、瓶ビール多品種・生ビールも数種、ともに味わえる店で、帰阪時に一度行ってみたいな、と思ってきた店だ。 その機会に恵まれたという訳だ。外が明るいうちに呑むビール、格別だ。 「くんせい」は、たくあん・鳥肝・かまぼこ・チーズなどの盛合せ。 ビールはやや軽めの黒ビールとのハーフ&ハーフみたいで、何とも雑味のないクリアな風味で、スッキリと美味い。癖になりそう・・・・・・。 もちろん当方、スタウトとはいわゆる黒ビールではないと聞いてはいたが、どういう製法なのかや原材料の違いについて全く不知。 いずれ、学習させてもらうが、とにかく美味い。
安倍自民党政権の濁った改憲策謀への不快を払いのける、澄み切った味だった。 いや、ある種の人々には、安倍政権は歴代自民党政権より改憲に向けた打ち出しが、「澄み切って」いて爽快なのだろうな? う~ん。