五月雨 さみだれ、 五月晴 さつきばれ
息子の女房から新生児の「赤ちゃん体操」の画像付きメールを受け取った。 そう言えばぼくの孫は六人になったのだったなぁ~。 残念ながらぼくと女房のDNAを継がされてしまっている娘や息子のアホダラDNAが、 彼らの配偶者のDNAで幾分かは弱まることを願っているが、この怪しい世情に孫たちが健やかに育つことを祈るばかりの爺です。
メールへの返信:6月14日
お写真拝受 へぇ~、○○君、大活躍ですな。 赤ちゃんらしくよう肥えて、ええですね。
関西は晴天続き? 東京は正に梅雨。 昨日の雨が今朝もしとしと続き、 朝6時からの工事資材搬入(JR○○駅 バスターミナルの隣)は、 早朝の為、搬入バイト要員を確保できず、品川塾メンバーで対処。 ビショビショ、クタクタ、血管切れそう・・・。
ところでこの雨について、貴君は知っていようが、ワシは最近知ったことがある。 このしとしと雨=梅雨=旧暦五月の雨が、「さみだれ」=「五月雨」だそうです。 本来、田植えのころの恵みの雨だそうです。 なるほど、そう知れば俳句の趣も違ってきて奥深い。
五月雨をあつめて早し最上川 (芭蕉)
氾濫しそうな濁流を思い描き、暴風豪雨を想像して来たが、 旧暦五月の雨、つまり、このしとしと雨=梅雨時の雨が「五月雨」だそうな。 森や山に含まれた、永い期間の厖大な五月雨が川に集まり、やがて、 その川々が最上川という一本の大河に飲み込まれ、急流を形成している。 読み手の周囲の田園風景と急流との鮮やかなコントラスト。 検索してみると、梅雨の一段落後に詠んだみたいですな。川下りの舟上だそうです。 元々「あつめてすずし」だったとか・・・・・・。
「五月晴」も違うな。と思い検索してみた。 来る日も来る日も雨という、うっとうしい梅雨時に、 イレギュラーに、ある時 スカッと晴れ渡る日がある。 梅雨時の、その意外な奇跡の晴れ日を「五月晴」と言うそうで、 こんにちのゴールデン・ウィークの晴天ではない。人々の感慨も、値打ちも違ふ。 「五月雨」も「五月晴」も、中学・高校生でも知っていることらしく、無学の爺は恥じ入るばかり。
「五月晴」の日(ちょっと続いてるそうだが)に 手足マッサージ体操? 元気に育て・・・。