Archive for 2月, 2011

ほろ酔い通信: 爺の軽転落、若い女性の言葉ハンカチ

弁慶の・・・

二週間前のことだ。 年齢なのか元々の反射神経愚鈍なのか、現場で軽転落した。                                                                                                                                        大したことはないのだが、その原因や落ちっぷりに少々(いや大いに)落胆している。事態はこういうことだった。                                                                                                                           某現場で99パーセント仕上がり、あとは備品を並べるだけになっていた。引渡し直前で、クリーニングを終えた床などを汚すまいと、                                                                                                                                           当然「土足禁止」。ソックス又はスリッパや上履で行動している。                                                                 壁面に設置した絵画の額が傾いていて、それを直そうとした。脚立に乗ればいいものを、たまたま電気屋さんが使っていたので、                                                                  デスクにブルーシートをかけ、その上に乗ることにした。イスからテーブルに移動した(つもりだった)。                                                                                                                                                                       ところが、「ソックス状態」で滑りやすく、しかも移動時の目線は、遠近両用メガネの近視レンズ・遠視レンズを遊泳して混乱している上に、
真下のイス・テーブルの境目を見る際には、裸眼でレンズの下方の隙間を視ることになる。                                                                                 
目測が微妙に違ってた、そこへ「ソックス」。テーブルに足をかけた瞬間、滑ってしまった。                                                  踏み外した足は、ガックン・ガックンと向う脛を二度強打する始末。
そりゃ弁慶様でも我慢できないだろう・・・。                                                                                                                                                                                   脛は、上部と下部にふたつの打撲痕を残し、翌日から大いに腫れてきた。
一週間後でも、まだ腫れは引かず、痛みもあった。                                                                                       
出来事翌日だけは歩行困難休んだが、現場事情でそうも行かず現場に詰めた。                                                                                                                                               「現場引退勧告」を受けているのだろうか?*************************************************************************************************************

そんな折に、友人の縁者K繭子なる若い女性の「短い言葉とイラストを、ハンカチに織り込んだ作品」の個展に出かけた。                                                                                                                                 高円寺にある「アール座読書館」という、ドリンク一杯で静かに読書できるいい空間だ。
繭子さんのコーナーに座り、ハンカチを手に取る。ハンカチの言葉には短く語る副読本なるものが別途添えられている。                                                                                                                席の小さなモニター画面にはPhotoスライド・ショウという趣向。                                                                                              副読本を読み、スライド・ショウに見入って居た。 ・・・短い濃い言葉が沁みて来る。
不覚にも、人目もはばからず、席で****・・。
人が生きて行く数々の場面で、出遭うべきそして持続すべき、
一番大切なことと、それを抱いて行く気概と宣言。
ハンカチ刺繍というカタチに表現した痛々しくも瑞々しい感性に打たれたことだった。
出会いと別れ、没入と破綻と回生と・・・。                                                                                                                                                                                 「手ばなす」「ぜんぶ」などなど。

副読本にはこうあった。「ぜんぶ」:「ぜんぶ持ってく。ぜんぶ捨てない。」
それを覚悟し・行ない・持続する者だけが、「手ばなす」ことも出来るのだ、
と教えられて、「引退勧告」を受容れるのなら「ぜんぶ」との距離と関係を考えよう・・・と思ったことだった。                                                        

たわごと書評: 『東京ダモイ』、 高津耕介の生涯

読書: 『東京ダモイ』(鏑木蓮著、講談社、\1600)

第52回(2006年)「江戸川乱歩賞受賞」というからちょっと古いのかもしれないが、ミステリー『東京ダモイ』を読んだ。ミステリーとしての、特に後半部の「無理な組立」は横へ置くとして、シベリア抑留の壮絶な実相を描いた前半部の、ラーゲリ(収容所)での人間ドラマ、日本軍そのままの理不尽、旧大日本帝国の云わば「棄民」、ソ連の非道、などの全体構造が浮かび上がり、グイグイ引き込まれて集中して読んだ。                                                                                            *ダモイ: 家へ、故郷へ、故国へ

1945年8月、ソ連は日本のポツダム宣言受諾=降伏=軍武装解除後、満州内の可動機器の撤去・ソ連への搬出使役に始まり、捕虜のみならず日本軍将兵・在満州民間人・満蒙開拓移民団を順次ハバロフスクに集めた。人々は日本に帰れることを期待したが、詰め込まれた貨車は西へ向かった。                                                                                                                                                         「シベリア抑留」と総称されているこのソ連の行為はシベリア以外(モンゴル・中央アジア・北朝鮮・カフカス地方・他)にも及び、大戦での大量戦死者による労働力不足を補い、自国の復興やシベリア開発の労働力として活用する為のものだった。明らかに武装解除した日本兵の家庭への復帰を保証したポツダム宣言」 に反する。それは、いかなる根拠もない違法行為であった。その苛烈さは、例えば、バイカル湖とアムール河を結ぶ国力維持発展に必要な通称バム鉄道(第二シベリア鉄道、総延長4200キロメートル)が、ロシア人受刑者が三年で124km基礎工事・レール敷設は60kmだったのだが、日本軍捕虜5万人が当てられたバイカル湖北方のタイシェト~ブラーツク間約350kmを僅か1年数ヶ月という途方もないスピードで線路敷設まで完了したという。つまり、そこには極寒下の想像を絶する抑留者の地獄があったと記されている。

ラーゲリでは、極寒・苛酷なノルマの重労働・長時間・極端に粗末な食事(塩スープ、黒パン300グラム等)という極限条件に加え、旧日本軍の組織の温存、民主化という名の思想教育などによる処世要領・密告・糾弾・吊るし上げと旧軍隊システムの弊害とが相乗してしまう異様な関係の中、誰もが人間を損なわれ、後年「体験」を語りたくもない者多き生き地獄だったという。朝一度に支給される300グラムの黒パンは、残し置くこと危険、盗まれまいと誰もが一度に食べてしまう。角柱状パンの切り分けに公正を期す為に箸で作った天秤の話には胸が詰まった。

ぼくら(47年生まれ)はシベリア抑留への感心が希薄な世代だと言われている。親類縁者には体験者が居ても、父はシベリア帰りではない訳で、それが理由だと言われてきた。が、それだけが理由ではない。域内平和(?)下で行なわれた戦後教育が、永く避けて来たものに沖縄米軍基地のこととソ連による「シベリア抑留」があるとの指摘もある。                                                                                         抑留と言う名の違法拘束被害者は107万人と言われ、47年~56年にかけて約47万3千人の帰国事業が行なわれたが、自由意志や婚姻で残留した者を差し引いても、40万近い命が失われたことになる。                                                                                                                         国際法上、捕虜として働いた期間の賃金は、労働証明書を持ち帰れば母国が支払うことになっているが、ソ連は永く証明書を発行せず日本政府はそれを理由に賃金を支払わなかった。2010年5月『シベリア特措法』(戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法)により一人25万円~150万円を一時支給することとなった。帰国から何年だと言うのだ。                                                                                                            *民主党は「保守・右派をも巻き込んだ全会一致の為」と言う名目で、これまで同様国籍条項を付け、旧植民地出身軍人(朝鮮人・台湾人)を排除して戦時補償・戦後補償の真の責任を回避し、一面ではその固定をむしろ強化した。

『東京ダモイ』の登場人物、高津耕介の報われることのない孤絶の生涯は、旧日本帝国と旧ソ連社会主義国の建前と実態を丸ごと問う、無名の人間の告発の肉声だ。                                                                                                                     井上ひさしは、その遺作『一週間』で「ラーゲリに持ち込まれた旧日本軍の秩序と、それを活用したソ連の戦後復興策が、無法抑留を長期化させた。日本軍は、在留者を差し出すことと何かを取引したのだ」というメイン主張を維持している。ラーゲリ内の、虐め・密告・将校(ハーグ陸戦条約で使役を免除されていた)の物資隠匿や横流し・・・・それらは、旧日本軍隊の体質そのものだった。現代の職場などの陰湿な虐めなどにも繋がるDNAだと指摘している。 国家が起こした戦争のツケを、民が支払うこととなる悲劇の中にまで、その国家を支えた民の在り方来し方が投影されるという、歴史的悲劇の構造的二重性を述べていた。                                                                                                                                                 加えて、収容所のソ連軍人の前例主義・官僚的・事なかれ・上に弱く下に強圧的で、それは旧日本軍とそっくりだと書いている。                                                             

* ソ連との停戦交渉時、瀬島龍三が同行した日本側とソ連側との間で捕虜抑留についての密約(日本側が捕虜の抑留と使役を自ら申し出という)が結ばれたとの疑惑が、斎藤六郎(全国抑留者補償協議会会長)、保阪正康らにより主張されているが、ロシア側はそのような史料を公開していない。

『東京ダモイ』。犯罪構成の超人性や、動機と実犯罪のギャップなど後半の「うん?」にも拘わらず、「シベリア抑留」の全体構造と当事者の心情を想像するきっかけを与えてくれる作品だった。                                                                                                                       

『異国の丘』 http://www.youtube.com/watch?v=9hkoI_r3MLM                                                                                   

                                                                                                               

連載 48: 『じねん 傘寿の祭り』  五、 キムパ (4)

五、キムパ ④

チヂミは魚が入ったもので、海鮮チヂミの一種。炭水化物の重複など感じさせない「おかず」に仕上がっていた。さすが、母の味だ。黒川が美味い美味いと次々食べながら黒川流突込みを入れる。                                                                                                                  「母の味はどっちかね? この海苔巻き?チヂミ?」                                                                                                           「両方です。昔、母がたまに作りました。母は私が学生時代に亡くなりましたが、二・三年前から月に一度は食べたくなりましてね。わたしにとって母の懐かしい味なんです」                                                                                                                              「う~ん、母ねぇ。沖縄は海だ。海は母だ、ぼくには個人的にも沖縄は母なんだが。ほれ、海という字にはちゃんと母が居るだろう・・・これは三好達治の詩が言っているんだが・・・」                                                                      ここで、黒川講義だ。その場に居る者に順に視線を向けながら語る。                                                                                                                  知ってるように胎水、胎児が浮かんで発育する羊水だね、その羊水は生命誕生の頃の古代海水の濃度に近いらしい。地球誕生が四十六億年前、最古の生命が海で生まれたのが三十数億年前、多細胞生物の出現は約十億年前、哺乳類の登場は二億年強前、類人猿との共通の祖先からヒトが分岐したのが約五百万年前、現在の人類の祖先がアフリカを出発したのが十万年前だと言われている。我等は、生命三十億年の進化の旅を、羊水の中で十ヵ月で体験するんだ。ね、海は母だろ。裕一郎が「お話が壮大すぎて・・・」と振ると、黒川は「悪い、悪い。話が反れたね」と視線を亜希に固定し直して続けた。                                                                                                                                                                                             「で、君のその母は朝鮮人なのかい?」                                                                                                            黒川流の問いに顔を顰める人もいるだろうが少し違うのだ。そこには、国籍や民族などに拘らない身に備わった素直さがある。イタリア人かい?アラブ人かい?と何ら変わらない。                                                                                                   「母の父つまり私の祖父は朝鮮人、祖母は日本人です。だから、母は二分の一、私は四分の一の朝鮮人ということになるのかな。私の中の朝鮮は四分の一もなくて小さくて、なにか中でモヤモヤしてますけど」                                                                                                                                                                       「なるほど。君が、沖縄男の子を産めば、朝・琉・日の合作だ。ガハハ」                                                                       「それは、単なる遺伝子的な話でしょ。そうじゃなくて、身に沁み付いた文化や歴史や感覚が欲しいですね」

亜希は、家庭と言うか近親者や育って来た境遇を想像させない女性だったと思う。「身捨つるほどの恋路はありや」と詠んでも、背伸びを感じさせたり違和感を抱かせたりはしない雰囲気が身に備わっている。その「属性に依らない」とでも主張しているような面構えと、何かを射抜くようで、逆に赦しているような遥か遠くを見ているような目、情が熱く深いとすればそれを自然に隠す効果を発揮する、穏やかで控えめな笑顔。それは母親譲りか・・・。                                                                                                                                    亜希の母親となれば一層想像できないが、亜希の学生期に亡くなったと言うから、一〇年ほど前なのか。亜希の年齢から考えると、たぶん高志や自分と同世代だろう。早くに逝ったのだなと思うと、つい何か言いそうになって思い留まった。何を言おうとしたのか自分でも判らない。                                                                                            黒川の「個人的にも沖縄は母だ」は何のことなのか気になったが、訊く間もなくまた、黒川が不躾に語り始める。                                                                                              「母上が亡くなられては、父上も大変でしょう。逢って励ましているかね?」                                                                                                      「ええ、まあ大変と言うか」と亜希は口を濁した。                                                                                                                                  裕一郎はすぐに思い出した。黒川送別会の後に呑んだ店で、亜希は確かこう言ったのだ。「母親の轍は踏むまいと思って来たんです」と。いま、亜希の返事が不確かななのは、その「母親の轍」に関わる事柄ゆえのことに違いない。父親が、母を棄て女に走ったのか?だから、大変も何ももう関係ないと。いや、不自然だ。亜希はあの時、妻子ある高志との関係をそう言ったのだ、「母親の轍」・・・と。母親は、妻子ある男との「不倫」関係の中で亜希を産んだのか。いや待てよ、亜希は姉と兄がいると言っていた。どうも判らない。想像を逞しくして考えることではないと思考を中断した。                                                                                                                       ヒロちゃんが黒川に噛み付いた。                                                                                                                        「ちょっとそこのジイさん、何やねん、合作やとか父親がどうのとか、放っとけや!」                                                                                                                                                                           黒川は驚いて補充した。                                                                                                                                                「いや、ぼくが言おうとしたのは、この国の住民は、元々その合作だと、」                                                                                                                                                                               「言い方が悪いんじゃ! いきなり何人やとか・・・。亜希さんが誰の子を産もうが、亜希さんの父親が誰であろうが、あんたに関係ないやろ!」                                                                                                                           「ヒロちゃん・・・」と、大空と亜希が同時に嗜めた。ヒロちゃんがふくれている。                                                                                               「亜希さん、このジイさんに言うたりや・・・。戸籍上の父親は母と離婚しました。実の父親は認知せんと逃げ続けてるインテリ左翼教師やって」                                                                                              「ヒロちゃん、いきなり何人かと訊いても失礼でも無礼でもない社会を作りましょうね」と大空が言うと、亜希が優しく続けた。                                                                                                                                             「私の父親のことは、隠す気はないけど言わなくてええんよ。言う必要がある時には私から言うから」                                                            ヒロちゃんのふくれっ面は変わらなかった。                                                                       

黒川が「失礼した」と頭を下げたが、何か語って終えないと気が済まない男、もちろん変化球を投じた。                                                                          「ぼくはねぇ、陶芸の世界に居るんだが・・・」とやり始めた。                                                                                                        焼物の源流と伝播の話だった。中国も朝鮮も琉球も日本も・・・、東アジアが全てが包み込まれる話だった。どちらかが一方的に発信し、一方が受信するだけの伝播ではなく、相互交信・相互影響の賜物だという。中国古陶器が陶器の源流だろうし、七世紀百済では緑釉を施した見事な作品がすでにあり、九世紀新羅では青磁が作られ始めている。一五世紀李氏朝鮮には雪のように白い白磁がすでにあり、一六世紀末の「壬辰倭乱」、日本では「文禄・慶長の役」と教えている秀吉軍の半島侵略では、多数の陶工を日本に連行してまで、その技術を盗もうとした。                                                                                                                         ところが、縄文期にまで遡ると、鹿児島県国分市の高台の「上野原遺跡」には、紀元前七千五百年つまり九千五百年前の土器が出土する。これは当時としては実に水準の高い土器で、どうやら火山地帯ゆえの偶然を師として、早くから土器製造技術を持っていたのではと推測されている。佐世保瀬戸越で発掘された一万二千年前の土器、青森県外ヶ浜で見つかった一万六千年以上前の土器が世界最古と言われている。上野原は六千三百年前の薩摩硫黄島:海底喜界カルデラの大噴火、西日本が埋もれ、九州では何と火山灰六〇センチの積灰、南九州で動植物全て消失するのだが、優秀な土器を使いここに生活を営んでいた人々とは誰なのか? どこと繋がる人々か?                                                                                                                           有名な、青森県三内丸山遺跡、五千五百年前なのだが、ここからは土器・木製品・装身具・編み物・漆器などが見つかっている。漆器・・・、漆だよ防腐だ。アスファルト塊なども見つかっている。新潟県糸魚川のヒスイ、長野県和田峠の黒曜石などから、交易規模も覗える。これは面白いだろう?                                                                                             先を聞きたくなる話だったが、大阪のギャラリーじねんで何度も聞かされた、最後は倭人の原圏-朝鮮半島南端部の伽耶と北部九州に跨る倭-邪馬壱国-倭国-ヤマトによる倭国乗っ取り、へと進むのだ。黒川の自説「ユーラシア大陸東部沿岸文化圏」の復権という自称ロマン構想の根拠を示す話で、どこかで止めさせないと朝まで続く話だった。黒川も自覚していてこう言った。                                                             「まぁ長くなるので、今日はこのくらいにしといて上げよう」 ん? ハイ、これくらいにしておいて下さいナ。                                                                                                                                                                                                                                   

                                                                                                                

歌「100語検索」 ⑲ <別>

                                                                                                                      わかれ来てふと瞬けば                                                                                                                                                ゆくりなく                                                                                                                                            つめたきものの頬をつたへり

あらそひて                                                                                                                    いたく憎みて別れたる                                                                              友をなつかしく思ふ日も来ぬ     -「一握の砂」-(啄木)                                                                                

*啄木の言葉遣いはやはり高校生のようで、直截で含蓄や羞恥や陰影がないね。そこが、歌謡曲の源流と言われる所以かね。「歌は演歌である」派のぼくは許容できるのである。

*啄木の妻=節子の「初恋のいたみ」                                                                                                                                   http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/column-2.html

 

『別離(イビョル)』 http://www.youtube.com/watch?v=I80RMbpDFLw ミン・ヘイギョン                                                                                                   『二人でお酒を』 http://www.youtube.com/watch?v=0Y9N6J4bod4 梓みちよ                                                                                                          『別れの朝』 http://www.youtube.com/watch?v=qyo-OYqZksc ペドロ&カプリシャス                                                                                                                                                                                   『22才の別れ』 http://www.youtube.com/watch?v=OdBAt3ZnniA&feature=related かぐや姫                                                                                                                                                           『別れのサンバ』 http://www.youtube.com/watch?v=lHHU78gLf8k 長谷川きよし                                                                                                                       『惜別のうた』 http://www.youtube.com/watch?v=PJBzEPBQYy8 倍償千恵子                                                                                                                             『セーラー服と機関銃』 http://www.youtube.com/watch?v=DGFS8jYjzWk 長澤まさみ                                                                                                                           『すずめ』 http://www.youtube.com/watch?v=Pn_yaBrH484 増田恵子(詞曲:中島みゆき)                                                                                                  『わかれうた』 http://www.youtube.com/watch?v=GG10MYX9Tl4&feature=fvwrel 中島みゆき (真木よう子 PhotoStory)                                                                                                        『どしゃ降りの雨の中で』 http://www.youtube.com/watch?v=dQx1rfmp610 和田アキ子                                                                                                                     『別れても好きな人』 http://www.youtube.com/watch?v=RGWLNK1byIo シルビア&ロス・インディオス                                                                                                                                『かもめが翔んだ日』 http://www.youtube.com/watch?v=rKwb9UURfDI&feature=related 渡辺真知子                                                                                           『別れの一本杉』 http://www.youtube.com/watch?v=43DHQbTYu0A 春日八郎                                                                                             『夕焼け雲』 http://www.youtube.com/watch?v=_t6mC-4Dqx4 千昌夫                                                                                                    『今日でお別れ』 http://www.youtube.com/watch?v=cmQdslO-tBw 菅原洋一                                                                                                                      『雨がやんだら』 http://www.youtube.com/watch?v=raYivm7TrPM&feature=related 朝丘雪路                                                                                                                                『絶体絶命』 http://www.youtube.com/watch?v=_8crXwrA2JA 山口百恵                                                                                                                     『シングル・ベッド』 http://www.youtube.com/watch?v=UFERkW7e4Tw シャ乱Q                                                              『春なのに』  http://www.youtube.com/watch?v=o_MopbK7nFQ&feature=related 中島みゆき                                                                                                『さくら』 http://www.youtube.com/watch?v=JHupI_7ZFOU 森山直太朗                                                                                  

                                                                                                                                                                                                            

歌「100語検索」 ⑱ <恋> 

中校生期、国語の授業、教師が「恋と愛はどう違うと思う?」とみんなに質問した。何人目かに当てられたクラスのマドンナがこう答えた。                                                                                        「恋は恋する自分の気持ちを言っていて対象は単数、愛は愛する相手のことを想う心で、対象は単数とは限らない。 と思います」。                                                                                                   なるほど・・・と思った。「ぼくは、貴女のことを想っています」とはもちろん言えていないが・・・。その後、その答え以上の説明には遭っていない。                                                                                             ともあれ、本日は年末の「愛」の際のお約束で「恋」。(多いねぇ)                                                         

函館の青柳町こそかなしけれ
友の恋歌                                                                                      矢ぐるまの花  
 (啄木)

啄木『初恋』 http://www.youtube.com/watch?v=9uDjESlhcZ8 唐澤まゆ子                                                                                                          『百万本のバラ』 http://www.youtube.com/watch?v=2U5tNy-dQIQ 五輪真弓&徳永英明                                                     『恋』 http://www.youtube.com/watch?v=5xQfp8QdQ1I 松山千春                                                                  『夕月』 http://www.youtube.com/watch?v=agKCtukKUqM 黛ジュン                                                                        『恋におちて』 http://www.youtube.com/watch?v=C1H3ro3kUIo 小林明子                                                                                      『恋人も濡れる街角』 http://www.youtube.com/watch?v=JgCW3YTwlwc 中村雅俊                                                                                            『恋歌綴り』 http://www.youtube.com/watch?v=8Qa6HuFsB_I 堀内孝雄                                                                                      『君恋し』 http://www.youtube.com/watch?v=BAROgRoNIUE フランク永井                                                                         『みずいろの恋』 http://www.youtube.com/watch?v=cdqFXoVcYb8 天地真理                                                                            『会いたい』 http://www.youtube.com/watch?v=pkiIQea0a3Q 徳永英明版                                                                                    『さらば恋人』 http://www.youtube.com/watch?v=l2VVQhSswaA 堺正章                                                                         『恋のフーガ』 http://www.youtube.com/watch?v=abO17LOLuTQ 小柳ゆき版                                                                                  『男と女のお話』 http://www.youtube.com/watch?v=kYBNziJv-KA&feature=related 日吉ミミ                                                                    『セカンドラヴ』 http://www.youtube.com/watch?v=OMOETQdjYDs 中森明菜                                                                          『恋心』 http://www.youtube.com/watch?v=Dc9E_B7liSI&feature=related 岸洋子                                                               『恋の季節』 http://www.youtube.com/watch?v=8sSE5_12TVY&feature=related ピンキーとキラーズ                                                                                                              『京都の恋』 http://www.youtube.com/watch?v=Osqw4qSJ0XQ&feature=related 渚ゆう子                                                                                                    『アンコ椿は恋の花』 http://www.youtube.com/watch?v=7mae8sdN6bQ 都はるみ                                                                  『恋のバカンス』 http://www.youtube.com/watch?v=80GGyZDgm3k ザ・ピーナッツ                                                                                    『青葉城恋歌』 http://www.youtube.com/watch?v=73i50gozqLc 佐藤宗幸                                                                         『恋人よ』 http://www.youtube.com/watch?v=_ZkgtU8UoZE 五輪真弓                                                                                         『ワインレッドの心』 http://www.youtube.com/watch?v=xYbG3F0KkKY&feature=related 安全地帯                                                                                                                     『シルエット・ロマンス』 http://www.youtube.com/watch?v=4zTFaP3qahc 大橋純子                                                                                                       『サン・トワ・マミー』 http://www.youtube.com/watch?v=jXIVx9qg7-s 忌野清志郎版                                                                                       『木綿のハンカチーフ』 http://www.youtube.com/watch?v=A2RI2TMCJ1M&feature=related 太田裕美                                                                                            『長崎は今日も雨だった』 http://www.youtube.com/watch?v=ctefCmt_a7w 前川清                                                               『夢芝居』 http://www.youtube.com/watch?v=4Wj1zuT0Z7k&feature=related 小椋佳                                                                                『あばよ』  http://www.youtube.com/watch?v=QZZJc-qG6rY 中島みゆき                                                                                  『白い色は恋人の色』 http://www.youtube.com/watch?v=BMkJjevfaiY ベッツィ&クリス                                                                    『恋人もいないのに』 http://www.youtube.com/watch?v=UMEKnXkvX3o&feature=related シモンズ                                                                                                   『お嫁サンバ』 http://www.youtube.com/watch?v=LI_0z96as9c 郷ひろみ                                                                         『恋心』 http://www.youtube.com/watch?v=kiTOnS1HovE 相川七瀬 

 

みゆき姉さんの歌詞には直球の「恋」は無い。「やばい恋」「恋とはかぎらない」「ハリネズミだって恋をする」などと、                                                                                                                                                姉さん一流の斜に構えた照れ言葉が満載。さすが姉さん。

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